白河医師会による「スポーツ少年メディカルチェック」
白河医師会による「スポーツ少年メディカルチェック」が行われました。
― 野球肩・肘検診 ―
日時 平成27年10月24日(土)9:10~14:30(準備含め実質8:30~15:30)
場所 白河市しらさかの森スポーツ公園グリーンタジアム
※当日「第10回記念白河信用金庫理事長旗争奪学童軟式野球大会」開催
主催
福島県野球連盟県南支部
(会長:桜井和知 学童部理事長:近藤勝徳)
白河市医師会
(会長:穂積彰一 副会長/スポーツ医学委員会委員長:金子大成)
対象
県南地区少年野球チーム全8チーム、計約200名(158名+相談のみ)
特別協力
医療法人社団博英会 かねこクリニック
担当理学療法士:太田進也、佐久間純、中田匡一
【野球肩・肘検診内容】
- 事前アンケート (年齢、身長、体重、野球歴〔野球開始時期〕、ポジション、その他スポーツ歴、週 の練習時間、肩・肘痛の有無と部位、痛みの出現タイミングと対応 など)
- 問診、視診
- 身体評価(肘・肩の可動域、痛みの評価〔圧痛の有無と部位〕、全身のタイトネスなど)
- 超音波画像検査(エコー)による異常、左右差の有無
- 選手および指導者へのアドバイス セルフチェックおよびセルフストレッチ用紙の配付
【結果および報告】
計158
痛みなし 89 56.3%
肩痛の訴え 28 17.7%
肘痛の訴え 41 25.9%
両方の訴え 8 5.0%
- 肩、肘どちらかに痛みを抱えている選手は、全体の43.6%と高値を示した。
- 痛みの訴えがありながらも特別な対応なく、競技継続している選手が多くみられた。
- 選手以上に、監督・コーチ達が熱心に質問してくるなど、不安を抱えながら指導して いることが判明した。
今回のメディカルサポート事業を通じ、選手・指導者・保護者の皆様に、正しい知識と指導方法の大切さ、怪我の意識とメディカルサポートの必要性を理解して頂きました。