第21回勤務医と開業医の集い

平成23年9月14日(水)午後6時45分
会場:ホテルサンルート白河

第21回勤務医と開業医の集いが45名の参加で行われました。

勤務医と開業医の集い 会場

幹事は、勤務医から永山徹先生、開業医から国井正剛先生が担当しました。

幹事

関元行会長から、開会の挨拶をいただき、例年通り、前半は講演会形式で行なわれました。

関元行会長

発表は、「震災から学ぶ病診連携」というテーマでした。

まず初めに、医師会病診連携推進委員会担当理事の穂積彰一副会長から、311東日本大震災時の白河地区の被災状況を報告していただき、当時の問題点について、アンケート調査の報告をいただいた。主な問題点改善点としては、震災時通信手段が不通となり情報不足をきたしたこと、ガソリン、水、食材、薬品の不足のため診療に大きな障害が起きてしまったこと。災害時の指揮系統の統制が不十分で、連携も不足していたことも反省点として挙げられていました。

穂積彰一副会長

続いて、白河厚生総合病院外科の土井孝志災害医療担当部長から、新潟中越地震時の白河厚生病院JMATの活動報告を交えながら、宮城、岩手、福島の三県における震災対応を総括して報告してもらいました。宮城県では、一人の震災医療コーディーネーターが中心となって、震災対応が適切に行われていたことが印象的でした。

土井孝志災害医療担当部長

講演会後、震災時の自院の報告を交えて、活発な意見交換が行われました。続いて、今年度の新入会員と白河厚生総合病院の新人研修医が紹介されました。

新入会員と白河厚生総合病院の新人研修医の紹介

その後、懇親会場に移動して、本田恒雄理事から自身の被災体験報告を交えての乾杯で懇親会が始まりました。

本田恒雄理事

締めの挨拶は、例年通り小林信之副会長が、本会の意義と役割についてお話をして、閉会となりました。次回幹事は、和久昌幸先生(白河病院)、国井正剛先生(くにい増見クリニック)と決まりました。

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